野村証募集のブラジル・インフラ関連株投信、約800億円

野村証券が募集し、きょう設定された「野村ブラジル・インフラ関連株投信」(設定は野村アセットマネジメント)の設定額が796億1788万円と、800億円近い大型設定となった。
 同証券では今年1月に新規募集した「JPM世界鉄道関連株投信」で約1139億円を集めている。2カ月連続して分配型でない株式ファンドに、個人マネーが流入したことについて、野村証券は「個人が通貨選択型ファンドや債券型ファンドを選好する傾向に変わりはなく、株式ファンドであれば依然として新興国ファンドや中でもブラジルへの投資に人気があることにも変わりはない」としている。

 そのような中において、1月の「JPM世界鉄道関連株投信」は国内初の鉄道にフォーカスしたファンドで、新興国を中心とした都市化と、先進国では深刻化する環境問題を踏まえ、世界的に鉄道インフラの整備が加速するというテーマが投資家を引き付け、今回の「野村ブラジル・インフラ関連株投信」も「ブラジル」「インフラ」という成長性に結びつく格好のテーマが投資家に受けたようだ。

 「JPM世界鉄道関連株投信」の1000億円を上回る大型設定は、09年新規設定ファンドの当初設定額でトップだった「SMBC・日興ニューワールド債券ファンド(ブラジルレアル)」62007329JPの約956億円を抜いたほか、07年7月にドイチェアセットマネジメントが設定した「DWS地球温暖化対策関連株投信」62006154JPの約1541億円以来2年半ぶりとなる大型設定だった。

 10年の新規ファンド設定額ランキングでは、1位、2位を野村証券が募集した「JPM世界鉄道関連株投信」と「野村ブラジル・インフラ関連株投信」が占め、3位は大和証券投資信託委託の「ダイワ印伯中・国家基盤関連株ファンド─未来のデッサン─」(販売は大和証券)の約288億円となっている。
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